大田区西馬込の歯科・歯医者なら長谷川歯科クリニック(インプラント、審美歯科、ホワイトニング)

☆慢性C型肝炎の検査と診断

症状が軽いため、血液検査の肝逸脱酵素の値の上昇が唯一の手がかりとなることも多いです。

発症後しばらくの間は血中HCV抗体は陽性化せず、HCV RNAのみが陽性であることが多いため、より感度の優れたHCV RNA測定検査(現在はリアルタイムRT‐PCR法による検査が最も高感度)を行うことが重要です。C型慢性肝炎との鑑別のためにはHCV抗体とHCV RNAの同時測定が必要です。


重症度の判定は、プロトロンビン時間(血液の固まりやすさの指標)、T‐BIL(黄疸)、アンモニア(肝性脳症、意識状態)、腹水、発熱症状など、肝不全の程度で判定します。