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☆C型急性肝炎とはどんな病気か

 C型肝炎ウイルス(HCV)による急性の肝障害です。HCVが血流を介して肝臓

に浸入し、そこで急激に増殖するため、リンパ球を中心とした免疫細胞が肝臓に

炎症(肝炎)を起こします。

 


約30%の患者さんではHCVが自然に排除され、肝炎は治癒します。しかしHCV

は“RNAウイルス”でその遺伝子は変異しやすいことが知られており、ヒトの免疫

システムをすり抜け、約70%の患者さんではウイルスの持続感染(慢性化)がみ

られます。


慢性化すると20~30年後に高率に肝硬変(かんこうへん)、肝がんへ移行すること

が知られているため注意が必要です。ただ、C型急性肝炎自体は重症化すること

が少なく、致命率の高い劇症肝炎となることは非常にまれです。